【客演さんインタビュー】
質問
「おすすめアート作品」
「いい演技とは?」
「稽古場ぶっちゃけどうですか?」
其ノ壱
映画だと『セッション』洋楽だと『Oasis』
器用にこなしてるんじゃなくて下手だけど凄い頑張ってる!キラキラしてる!表現の仕方が難しいんですけど僕はそういう人たちに惹かれる。
ダンスの練習が凄いです。日々自主練の日々です。
梅田洋輔
映画でいうと『バードマン』
初めてで一回きりだから出る味みたいなのは絶対あると思うんです。でも、一発目でいい演技が出来たとしてもそれを続けていく為にどう形にしていくか?俳優が考えていかなきゃいけない。自分で考えなくちゃいけない気がする。
ぶっちゃけもっとスタジオ空洞での稽古が欲しい。鏡が欲しい。
西村蒼
絵本『くまのがっこう』シリーズ。漫画だと『食糧人類』
好みになってしまうんですけど、思い込みの激しい方の演技が好きです。
とっても楽しいです。でも、自分の意見を発信するのが苦手だなっと気づきました。
村山恵美
其ノ弐
洋画でウディ・アレン監督の『ブルージャスミン』
本当に心からその人が思ってそう言っている言葉って心に響く。嘘がないと感動します。
動くな~って、初日から歩き方とかやって自分が今まで参加させていただいたところはあんまりそういうところはやってこなかった所が多かったのですごい練習が多いなって思います。
長谷川なつみ
ジョン・レノンとオノ・ヨーコの『War Is Over』
違和感を感じさせない。自分も感じない事だなっと思います。
(アマヤドリの)舞台を観てて動くだろうなダンスをするだろうなっと覚悟は決めてたんですけど、舞台でみせる為には以上は思った以上にトレーニングが必要なんだな。いかに自分が普段自分の身体を意識しないで動いてたのかって言うことを沢山の方に指摘されることで大分気付きました。
鳥居志歩
松井冬子さん。グロテスクなんですけどキレイ。
これは広田さんに言われたことなんですけど、お客さんにみせようとして演じる必要はなくてそこに役としていればいい。みせようと思わない。
過去二回出たやつは再演なんです。だから新作って実は初めてで再演だと改稿されるとはいえ原作がある。ゼロから創っていく感じが全然違いますね
大塚由祈子
去年の12月に出演した短編舞台で知った、茨木のり子さんの「自分の感受性くらい」という詩があるんですが、その中の一説がその時の僕にめちゃくちゃ響いて今でもふと腐りそうな時に思い出したりしてます。(僕が出演した短編ではないのですが)
どういった内容か、全文が調べたらすぐ出るんで是非ググるのをお願いしたいのですが、この詩は最初の一文が「ぱさぱさに乾いてゆく心を ひとのせいにはするな みずから水やりを怠っておいて」というパンチラインから始まるんですが、僕も自分の欠点として環境のせいにする癖がありまして、、、
この詩を読んでまぁ、自分の不甲斐なさを改めて感じました。今回の創作の現場でさ心改めて挑みたいです。
自分はいまLingua Francaという劇団に所属しているんですが、うちの劇団は「即興演劇」の集団なんですね。そこで自分がやってても他の人がやっててもいい演技だなーと思う瞬間は迷いなく楽しんで演じてる時なんです。それが葛藤を演じてるのだとしても、暗いシーン、シリアスなシーンだとしてもです。
僕も芝居をする時も、その喜びを忘れずに演じる事を心がけたりします。難しいですけどね。
いい稽古場だと思いました、上から目線ですみません。。。
アマヤドリに所属されてる先輩方が全員、主体性を持って稽古場に居て行動をされてて、こりゃいい作品が作れるよなーと。
皆さん新人の僕達にも積極的に声をかけて下さったりいい雰囲気を作りながら創作に挑んでて僕もその姿に励まされます。
堤和悠樹
(収録当日欠席)